中川ひろたか 過去の日記
過去の日記
05.09.25
■山陰ツアーでした。
まずは、松江。
松江市総合文化センターで、
子どもの本のイベント。
主催は、家の光協会。
農協さん。
そして、鳥取に移動して
翌日、ほぼ岡山との県境のあたり
智頭町総合センターで、
親子ライブ。
どちらも、なんか、
「ふるさとの歌まつり」って感じ(古)で、
いやぁ、じつにのどかで、
のどかだ、のどかだ。
のどかだ手が出た。
道々には、待ってましたと、にょき出した
彼岸花が、真っ赤っかでした。
秋っすねぇ。
■松江には、前日、JALで出雲空港へ。
そこから、バスで、30分くらいかな。
駅前のホテルに、チェックイン。
では、メシでも食いに行こうかと
ホテルの玄関を出ようとすると
そこに、同じ便でやってきたステュワーデスさんたちが
どどっとやってきた。
あ、同じホテルなんだぁって思って、
ドアがあいて、目があった瞬間
スッチーの一人が、ぼくに向かって
「ァ、オツカレサマデース」
って、言ったの。
そしたら、みんないっせいに「あ、ほんとだ」って顔で
笑顔笑顔で、「オツカレサマデース」って言ったのよ。
ぼくに。
これって、どうよ、谷口。
05.09.22
■島根、鳥取に行って来ます。
ソロコンサートです。
お近くの方、どうぞ。
詳しくは、ここ。
05.09.19
■ショコラちゃんシリーズのフランス語版が
出版元、BAYARD社から送られてきた。



いいでしょ、これ。
ものすごく、おしゃれ。
きれい。
もともと、フランスの絵本だったんじゃないかってくらい。
中の、字体とかも、もう、ばっちり。
ほれぼれするよ。
すぐにでも、手にとって見てもらいたいけど
どうやったら、手に入るんだろう。
どこで、買えるんだろう。
こんど、聞いとくね。
ちなみに、こんなページを発見。
■昨日、一昨日と静岡の藤枝で
マジスカ軽音楽同好会のライブ。
マジスカミステリーツアーその3ですね。
なかなかに、思い出深い、いいツアーになった。
17日は「お月見ライブ」ということで
マジスカ初の野外コンサート。
場所は、史跡田中城下屋敷。
江戸の殿様のお庭だったのかな?
池があって、橋がかかって、
もうそれはそれは、風情だらけの場所で、
ここで月を見てるだけでなんか時代劇な感じ、した。
薄暮の頃から、スタートして
だんだん暗くなるにつれ、月が昇ってくる。
その中を、1時間半歌い続けた。
青黒い空に浮かぶ月は、極上に美しかったな。
月の光を浴びながらのライブは
箱の中でやるのとは、あきらかに違う「気」が
うにょうにょと出てきますね。
それが、面白かった。
どうしてもということもあって
メニューも、月にちなんだ曲をいくつか入れた。
『月のさばく』(童謡)
『月がとっても青いから』(歌謡曲)
『Mr.Moonlight』(ビートルズ)
どれも、初の試みだったが
そこは、ぼくたち軽音楽同好会なわけで
けっこう、面白くできましたね。
こんどのアルバムに入れるかも、なんちて。
翌日は、杉山音楽教室主催の
「お座敷」ライブ。
題名は「お楽しみ会」になってましたね。
音楽教室のお楽しみ会に、3人で参加したって感じ。
音楽教室というからには
音楽のなんたるかを、子どもたちに伝えたい気持ちになってね、
なんか「ようこそ先輩」みたいな感じになっちゃった。ハハ。
絵本ソングブックから、てきとうなページを言ってもらって
その曲を「ぶっつけ本番もいいとこシリーズ」と称してやったり
『キリンがたっている』『色エンピツ』『地球は歌う』『きみとぼくのラララ』(渋)
友成さんに、ピアノ習い始めの話をインタビューしたり、
ギターのかっちゃんが、ソナチネ弾いたり(かっちゃんもピアノ習ってたんだって)、
音楽教室の子どもたちのピアノを聞いたり
りょうくんの『にじ』に合わせてうたったり、
(また、これが、よくて、おじさん感動しちゃうわけよ)
そのいろいろが、ひじょうに、たのしかったね。
こどもたちは、よかったんじゃないかなぁ。
ことに、友成さんのピアノを、
あんなに目の前で聞けたこどもたちは
グワーン、グワーン、来たろうね。
だけど、教室のみんなだけじゃない。
音楽って、やっぱり、すごくいいなぁってことを、
おかげさま、ぼくたちも感じることができたんだよ。
ほんと、楽しかったな。
みんな、ありがとね。
05.09.17
■ブックスタートのラインナップ(06-07年度)に
『コップちゃん』(文・中川ひろたか 絵・100%ORANGE ブロンズ新社)
が選ばれたって。
じゃんじゃん赤ちゃん産んで
『コップちゃん』をもらっちゃおう!
サイト見てみて。
(ブックスタート → サイトマップ → ブックスタート赤ちゃん絵本)
■今日、静岡・藤枝の史跡田中城下屋敷、野外ステージで
マジスカ軽音楽同好会の「お月見ライブ」。
しっとりと、月の歌、歌っちゃおうかな。
近くの方、遠くの方、
きっと、めずらしいライブになります。
ぜひ、見ておきましょう。
18時から。(雨天の時は、西益津公民館で)
05.09.15
■おひさしぶりです。
入院でもしちゃったんじゃなかろうかとの
メールもいただいちゃったほどの、ごぶさた。
ちょいと「夏休み」しておりました。
■留守してる間、
いろんなものが出来上がっていて
紹介します。
まずは、これ。
『ぶっぶーどらいぶ』
(作・中川ひろたか 絵・山本祐司 主婦の友社 ¥735)
一応、赤ちゃんもの。
いろんな自動車が出てきて、楽しい。
山本さんとは、はじめてだったけど、
すばらしいっす。
また、ぜひ、お願いしたいっす。
そして、これ。
『いちばんつよいジャン』
(作・中川ひろたか 絵・はたのまちこ ポプラ社 ¥1581)
中川ひろたかのあそびソングシリーズ2
『5つのメロンパン』の続編。
ぼくがかつて作った、じゃんけんソング(『あそびソングブック』に収録)を、
かんたんな、しかけのある絵本にした。
しかも、ボタンを押すと中川さんの歌が聞こえるの。
キャー!
絵を描いた、はたのまちこさんは
こういう音の出る絵本を作っているみっとめるへん社の社員さんで
こんな感じの絵本になりますかねぇと描いたラフがすばらしく、
そのまま採用になった、まさに、シンデレラガール。
(そんなことがあるんだねぇ)
実際、かわいくて、好感がもてて、いい。
そして、久しぶりの翻訳もの。
『ハトに うんてん させないで。』
(作 モー・ウィレムス 訳 中川ひろたか ソニーマガジンズ ¥1260)
2004年コルデコット賞を受賞した作品。
なぜか、バスをうんてんしたくてたまらないハトの話。
訳すの、むずかしかったけど、
けっこう楽しい仕上がり。
読み聞かせしたら、子どもたち、
めっちゃ盛り上がって、すごかったって。
最後になりましたが
『ほっぺ 9号』(学研 ¥600)
新沢としひこの詩(初)、ポンちゃんのお話(初)、
メグ ホソキさん、市居みか、飯野和好
荒井良二、のぶみ、藤本ともひこ(敬称一部略)ほか
おはなしいっぱい。
名物とじ込み付録は『ゆうくんとすなば』
富安陽子さんのお話に、
はたこうしろうがすばらしい絵を描いた。
これだけで、もう、買う価値ありよ。
■えらい、昔になったが
4日、豊橋で、新沢としひことライブした。
「とよはしい とよはし」って
歌を作ったが、はて、どんな曲つけたっけ。
主催の「はじめの一歩豊橋」さん、お疲れさま。
また、やろうね。
05.09.03
■昨日、テレビの取材。
TBS『元気の源泉』(関東ローカル)という
自分の元気の「もと」を語る5分番組。
クレヨンハウスに場所を借りて
「長新太」さんについてしゃべった。
どんなに映ってるか、ちょっと不安だけど
ま、見てみてね。
放送は、9/10(土) 23:24~30
■明日、新沢としひこと二人ライブ。
豊橋市民文化会館で、14:00から。
もう、満員かな?
ちょっと、電話してみたら?
0532-54-9820 山本さん
■中学2年生の時、
土居まさるの『真夜中のジョッキー』という
ラジオの深夜放送があって
その番組に、ぼくが投稿した
「猿の惑星 人間の木星」(猿のは、臭ぇ、人間のも、臭ぇ)が読まれ、
翌日、学校でたいへんな騒ぎになったことは
『中川ひろたかグラフィティ』などに書いたが、
昨日、その番組の構成作家をやっていたという人に会った。
雨宮さんっていうんだけど、
もしかしたら、ぼくの投稿は、この人が選んでくれたかも知れず、
なにしろ「だじゃれで食っていきたい」と思った、
ぼくのスタート地点だからね。
その番組を当時やってた人というのは、ちょっと、すごい。
ついこの間も、その話をあべ弘士なんかと飲み屋でしたばかりで、
その時、急に思い出したのだが、
おれ、その「人間の木星」にちなんで
学校で「人木社(にんもくしゃ)」という架空の会社を作って
独自のヒットチャート作って、みんなに配ったり、
ギャグの投稿をしたりしていたのだった。
勉強まったくしないで、そんなことばっかりしてた。
阿呆な子でしょ。
05.09.01
■長新太さんが亡くなって、もう2ヶ月がたった。
あちこちに、長さんの追悼特集が見られる。
『クーヨン』10月号には、
「長新太さんとこれからもずーっとナンセンス。」という特集。
長さんのインタビューをまとめた記事と
太田大八さんのお話、そして、
この間やった、五味太郎さん主催の
「長さんを語る会」の様子も少し。
そこに出てる絵本作家のおやじたちの濃いこと。
必見よ。
『本の花束』という生活クラブの会報新聞の
10月配達号には、中川の手記が。
関東近県の会員だけしか見られないらしいけど
見られる人は、ぜひ、見てね。