中川ひろたか 過去の日記
過去の日記
05.07.31
■ショコラちゃんシリーズ6作目
『ショコラちゃんうみにいく』が完成!
水着姿が愛くるしいショコラちゃん。
ぜひね。
■29日、札幌。
こどものとも社主催のセミナー。
あべ弘士といっしょ。
あべさん、中川それぞれ、1時間半やったあと
二人で、トーク&ライブ。
楽しかったなぁ。
■そのあと、翌日の講師の先生
『おしいれのぼうけん』の田畑精一さんと
草花絵の甲斐信枝さんとお食事。
こういう夏のセミナーでは、
思いがけずの人と会えるのが楽しいんですね。
■その夜、あべ弘士と、しこたま、話して
翌朝、宮城県作並温泉に向かう。
そこも、やはり、こどものとも社主催のセミナー。
ここでは、作家の小風さちさんと写真家・今森光彦さんに会う。
今森さんとは、去年、岡山でもいっしょだった。
少し、呑んだのだが、そこで、
今森さんの「紙切り」を見た。
下書きなんかせずに、直接はさみで切っていく。
昔、林家正楽さんていう噺家さんが、寄席でやってましたね。
今森さんは、ぼくたちの前で、たちまち、
「とんぼ」を切ってくれたのだが、
いやぁ、見事でしたね。
すばらしかった。
だけど、今森さんは、よくしゃべる。
■主催のこどものとも社に山形の筒場さんという方が
おられて、昔、トラや時代、ずいぶん世話になっててね、
懐かしかったなぁ。
■家に帰って、録画してあった
『おかあさんといっしょ』を見た。
3メートルも前にいるお姉さんよりも
顔がでかかったね、おれ。
でもね、ちゃんと、
「マジスカ軽音楽同好会」というテロップも出たし
うれしかったな。
メンバーの皆さんも、ほんと楽しそうで
なによりでした。
友成さんのHPの掲示板でも少し
盛り上がっていて、これまた、うれしい。
■やはりDVDに録画していた
『ポンキッキーズ』見たら、
保育園の「お泊まり保育」に
ガチャピン、ムックがおじゃまするという企画。
イノッチもいっしょで、
キャンプファイヤーやってる子どもたちの所へ
イカの格好をしたイノッチがやってきて
子どもたちと、なんやら踊ってる。
よーく見ると「エビ、カニ、エビ、カニ」ってやっていて
なんと、ケロポンズの
『エビカニクス』だったのね。
すごいよね。
ジャニーズが『エビカニクス』踊ったんだよ。
イノッチのイカの格好というのも
エビカニを意識してのものだったってわけ。
やったね、マスダ!
■明日から、ツアーの極めつけ
世界文化社ワンダーのセミナー3連発。
福岡 → 仙台 → 大阪という移動。
明日、福岡に飛んで、リハ、
翌2日、福岡で本番、すぐに、仙台に飛ぶ。
そのまま、リハ。
翌3日、仙台で本番、すぐに、大阪に飛ぶ。
そのまま、リハ。
で、4日大阪で本番。
帰る。
谷口國博と。
05.07.28
■「マジスカ軽音楽同好会」出演の
『おかあさんといっしょ』の夏休み企画「もりのおんがくかい」が
いよいよ明日29日放送。
朝の8時35分から。
みんなで、見よう!
■昨日、谷口國博とのセミナー。
主催は、世界文化社ワンダー。
いよいよ始まりました。
この夏、全国5箇所でやるセミナーの、その1回目。
東京会場。
大井町駅前のきゅりあん大ホール。
1000人満員札止め。
東京会場ということで
東京在住の藤本ともひこに
ゲストで来てもらった。
出たばかりのCD-BOOK
『ぼくのうたきみのうた』から
数曲披露した。
谷口國博は、
『うたあそび講習会!』
『うたあそび研究所!』から
バシバシあそび倒した。
おかげで、CD-BOOKは、
すべて完売した。
さすが平成の完売男だぁ。
この日、初めての試み
振付師・福田りゅうぞう率いる
「ダンス同好会」が参加。
まるで、スクールメイツ(古)みたいに
バックで踊ってくれた。
■いよいよ、怒濤のセミナーラッシュが
始まった。
明日、29日は、札幌。あべ弘士と。
30日は、一人で、仙台。
参加される方々、どうぞよろしく。
お会いしましょう。
■そういえば、
今朝、地元のラジオに出演した。
湘南ビーチFM(代表・木村太郎)。
13日に逗子でやるコンサートの告知ですね。
いろんな話をしたが、絵本『ないた』の朗読も。
CDは、マジスカ軽音楽同好会の『マジスカ太陽』と
こんど発売になる『HAPPY!』から
『わたしのまち』を流してもらった。
ラジオ、面白いなぁ。
だれか、番組持たせてくれませんか。
■そういえば、昨日(27日)の朝日新聞の夕刊に
『だじゃれどうぶつえん』(絵・高畠純 絵本館)が
でかく紹介されていたね。
若手俳優の金子貴俊さんが「私のお気に入り」の絵本として
選んでくれたの。
よい記事でした。
「こういうものを楽しめる余裕がある
自分でいたいと思います」
そして、
「・・・誰かが見て楽しんでくれる可能性があるものは
全部好きですよ」と。
うれしかった。
05.07.23
■informationを少し更新しました。
今後の新刊や連載の様子が
わかります。
こんなんですので、
よろしく、と。
05.07.22
■昨日、お台場でポンキッキーズのワークショップに参加。
子どもたちと「紙芝居」を作った。
参加したのはハガキで応募した一般の子どもたち18名と
シスターラビッツのみんな。
全体を4つのチームに分けて、そこに
いのっち、トムさん、ディレクターの菅野温夫さん、
そして、ゲストの中川ひろたかさんが
リーダーとして付く。
あらかじめテーマの書かれたカードが
箱に入っていて、それを、
リーダーが、引いていく。
そのテーマで、紙芝居を作っていくわけ。
中川チームは「アイスクリームが出てくる話」というお題。
なかなか、優秀な子どもたちで
どんどこ話ができていった。
それを場面に分けて、絵を付けていく。
だいたい2時間半くらいで仕上げて発表会。
どこのグループもよくってね。
リーダーのみなさん、それぞれ、
引き出し方がさすがで、
参加者全員が、いい気持ちになれたと思う。
すばらしいワークショップに
なったんじゃないかな。
発表会のあとは、いのっち、トムさんと3人で
ぼくの『きもちいい!』という歌をうたった。

これは、楽屋前の名札。
みなさんと同じ楽屋にしていただいた。
たぶん、プロデューサー増當さんのはからい。
うれしかったんで、いただいてきた。
何度か、こうやってお会いしているうちに
少しずつ、ぼくたち親しくなってきていてね、
そのことが、ぼくは、うれしくてたまりません。
この日の様子は、8月に放送される予定。
詳しくは、追って、お知らせします。
05.07.20
■17日、荒川区の道灌山学園で
そこの学生、先生、地域の父兄向けにセミナー。
パネルシアターの阿部恵先生のとこね。
いろいろ、新しい「試み」もさせてもらっちゃった。
ありがとう。
お世話になりました。
■翌18日は、兵庫県三田市(さんだし)で
新沢としひことのコンサート。
主催は、保育ネットワークミルクという
保育士さん中心のグループ。
中川は、1年半ぶり。
新沢と来るのは、はじめて。
恒例のご当地ソングは
「いちだし、にだし、さんだし」を受けて
「ひきだし 歯ブラシ かつおだし」と落とした。
これ、会場の子どもたちの作詞。
すばらしいよねぇ。
■19日は、大阪在住の絵本作家・長谷川義史さんの
ご子息の通う愛珠幼稚園でのライブ。
創設は明治13年というから創立125年。
当時のまま、現存している幼稚園としては日本最古なんだって。
最近出た『きみたちきょうからともだちだ』(朔北社)で
長谷川さんが描いたのは、ここの幼稚園らしい。
よかったよ、ライブ。
アンコールの時、自然と子どもたちが『にじ』を歌いだして
そのきれいな歌声に、
ぼくは思わず、うっと、こみ上げてしまった。
ありがとね、みんな。
■いちいち報告しなくなっちゃったけど
移動中のDVD生活は、まだまだ続いていて
10月後半からはじめて、昨日で130本見たもんね。
昨日の移動中、
前から気になっていた『アメリ』をやっと見たんだけど、
あれ、すばらしいのな。
びっくりした。
すごーく、インスパイアされた。
いちいちメモとりたかったくらい。(今度するかもしんない)
身体中の細胞が、フツフツしてきたもんな。
ああ、こりゃ、いいもの見た。
05.07.16
■『ほっぺ』8号が、昨日、発売された。

今号のとじ込み絵本は、無責任編集・中川ひろたかの
書き下ろし最新作『とんかちくんとのこぎりくん』という
二人のサメの話。
絵は、初タッグを組んだ、渡辺有一さん。
すんごく、いいから。
まじ。

もちろん、それだけじゃない。
リンドグレーン賞を受賞した
世界の荒井良二先生の「たびする バナナくんめいろ」とか、
ますだゆうこ先生の大好評「ラムチャプッチャ」の
新作『さびしいオニヒトデのまき』とか、
超モリモリだくさんっす。
もう、本屋さんに、並んでるはず。
さぁ、サンダルつっかけて、
買いに行こう!
05.07.13
■ますだゆうこ作の絵本
『ラムチャプッチャ』(絵・竹内通雅 学研)が
いよいよ、発売されました。
中川ひろたか無責任編集雑誌「ほっぺ」から生まれた
3冊目の単行本です。
うれしいね。
おめでとう!
05.07.11
■藤本ともひこのHP見たら
新しいCD-BOOK
『ぼくのうた きみのうた』(世界文化社)のこと
いっぱい書いてたね。
いいライナーノーツ(懐かしい)だった。
これは、聴いてみたくなるね。
見てみたくなるね。

本日、発売です。
(ただし、保育図書コーナーのある大きめの書店とのこと。
もちろん、ソングレコードでも、お求めになれますことよ)
谷口國博との『うたあそび研究所!』(世界文化社)も
同時発売。

こちらもよろしく。
05.07.10
■昨日、千葉県佐倉の
志津コミュニティセンターで
マジスカ軽音楽同好会の親子コンサート。
関東地方での
マジスカの親子コンサートなんて、たぶん初。
250人の親子さんが、あつまってくれた。
子どもたちにも
『マジスカ太陽』や『シーソーゲーム』
『金髪のジェニーへの伝言』(お母ちゃんバカウケ)
聴いてもらった。
主催は、佐倉こどもステーションの皆さん。
ありがとう。
またやろうね。
05.07.06
■世界文化社から、2つのCDブックが
7/12 発売される。
その見本が届いた。
ひとつは、これ。
『うたあそび研究所!』(全18曲)
タニゾウこと谷口國博との共著。
昨年の『うたあそび講習会!』に次ぐ第2弾!
表紙の絵は、超売れっ子イラストレーター
100%ORANGE。
CDは、中川が、全てを録音。
歌は、谷口と中川が半分ずつ担当。
すぐに使える歌だらけ。
■もう、ひとつは、これ。

藤本ともひことの共著。
『ぼくのうたきみのうた』(全12曲)
『プリプリ』に昨年連載していた歌を集めた。
表紙・中身とも、すべてを藤本ともひこが描き下ろした。
「まっすぐなうた」をコンセプトに
こどもたちに「ぴったり」な歌をめざした。
で、結果そうなったんじゃないかな。
CDは、マジスカ軽音楽同好会の
友成好宏が担当。
すごくかっこいい。
後半、ご本人のピアノ伴奏付き。
■両方とも、トラックダウンを
伊豫部富治さんにお願いした。
それもまた、超感動的に、すばらしい仕事でした。
■昨日『HAPPY!』のマスタリング。
音響ハウスの中里さんにお願いした。
おかげさまで、
すばらしい、きら星のような、作品群に仕上がった。
こちらの方は、只今ジャケット制作中。
今しばらくお待ちください。
この『HAPPY!』が、13曲。
『うたあそび研究所!』が、18曲。
『ぼくのうたきみのうた』が、12曲。
全部で43曲もの、中川の新曲が
この夏、発売されるってわけ。
キャー!
05.07.04
■昨日、新沢としひこと江戸川区小岩でコンサート。
主催は、楽遊隊のみなさん。
この楽遊隊に、子どもダンサーズがあって、
ぼくたちが歌う「ハッピーチルドレン」に合わせて
踊ってくれた。
キビキビと、よく鍛えられてる感じでしたね。
ありがとうね。
ご当地ソングは
「えどがわく のどかわく
せんたくものも すぐかわく」
ってな感じの、やっぱりくだらな系の
歌になった。
05.07.03
■昨日、新沢としひこと岐阜でコンサート。
主催は、おなじみ、おおきな木。
久しぶりの新沢とのコンサート。
でも、良き、ライブでした。
恒例のご当地ソングは、
岐阜って日本のへそって言われてるらしく
それを、歌にしました。
くだらなくも格調の高い「歌曲」になりました。
■今日も、小岩で、新沢とのコンサート。
どんなご当地ソングが、できますやら。
■昨日の帰り、新幹線の前の席に
10人くらいのヨーロッパ人が、座っていて
網棚(網じゃないけど)を見上げると
ホルンが載っかってる。
「ああ、ホルンだぁ」って、
ぼくも、高校、大学とホルン吹きだったから
懐かしく見ていると、その隣もホルン、
向かいにもホルン、その辺一帯、ホルンだらけ。
なんじゃこれと思っていたら、
ツアコンみたいな日本人がいたので聞くと、
なんと、ベルリンフィルとウィーンフィルのホルン吹きだった。
それぞれ4人ずつで、8重奏団を結成して、
日本を回ってるところなんだって。
キャー!ですよ、これは。
間違いなく、世界一のホルン吹きたちだもん。
で、ぼくが、そうやって色めき立っていたのだが
となりの新沢は、全く関心なし。
なに、この人たちってな感じ。
ま、そうだろうなと思っていると、
そこに、どこかで見たよな人が、トイレに通り過ぎた。
「中川さん、中川さん、山崎!山崎邦正だ!」と
新沢は、急に、大阪のお笑い芸人に大騒ぎ。
ま、お互い、ミーハーには、違いないんだけどね。
05.07.02
■今日、明日と新沢としひことのライブ。
今日が、岐阜、
明日が、東京・江戸川。
若干、席があるんだったっけな。
ちょっと電話してみてくれる?
詳しくは、ここ。
05.07.01
■長新太さんの葬儀。
五反田の桐ヶ谷斎場で。
小島功さん、太田大八さん、今江祥智さんの弔辞、
どれも、すばらしかったが、
息子さん、高也さんの最後のあいさつ。
長さんが、家族に宛てた手紙の中に、
「なかなかに、うまくいった人生だった」って
書いてあったって、話。
長さんがいなくなるのは
さみしいけれど
長さんが、そう思われて
人生を全うされたのであれば
しかたないね。
そう聞いて、一種、すがすがしい
ホッとした気持ちにもなった。
その高也さんのとなりに小さいお子さんがいて
ああ、あの子が、はなちゃんだ。
絵本のはなちゃん。
目がクリクリの、
元気なクッタクのない、かわいい子だった。
長さん、はなちゃんのことが可愛くて
しかたなかったろうなぁ。
ぼくとの「はなちゃんシリーズ」は
今年、ガーッと、3冊出版されました。
3冊目の『はなちゃんおふろ』が、6月です。
つまり、出版された矢先の出来事でした。
あたかも、3冊描き上げることを使命にしていたのではと
思わずにはいられないほどの
今回のタイミングだったのです。
はなちゃんへ、おじいちゃんから
最後のプレゼント。
そんな思いだったに違いありません。
だけど、このあと、どうするんだ?
長さんが、いないんだぜ。
ちょっとまじめに「ナンセンス」やらないとな。
と、畏れ多くも、そう思った中川でありました。
長さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。