中川ひろたか 過去の日記
過去の日記
01.02.25
■昨日、岩手県の三陸海岸山田町でコンサートでした。
移動だけで、片道約8時間。なんでも、日本一東京から時間のかかるところなんだって
主催の方が、おっしゃってました。
■前日入りの、早朝の仕事。
たんぽぽ学級という3歳児までの保育グループの親子15組と
近所の保育園の年長さん数名相手の
小さい会だったんですが、
ま、予想通り、コンサートの最後の方には
こどもたちは、そこにはいず、
お母さんだけが、にこにこ、ステージを楽しんでるといった、
なんと言いましょうか、
そこはかとなく、ほのかなぬくもりのあるコンサートになりました。
■でもね、歌ってて、気持ちよかったんだ。
すごく伝わっていく感じがしたのね。
こどもたちも、いたりいなかったりだったけど、
そうはいいながら、どっかに印象として残ってるもんだもんね。
そう、それで、いいんだな。
01.02.21
■3月に柏である中川+新沢コンサートのチケットが
なんと3日で完売してしまい、
その後も、問い合わせが殺到して(ウソじゃないみたい)
これじゃなんとかせにゃならぬと
主催の柏子ども劇場さんは、急遽、9月に追加公演することに決定!
「追加のむこうに宇宙が見える」っていう歌もあるくらいで
9月のほうは、人気急上昇中ピアニストの上田浩司も参加することになった。
これも、うかうかしてると、売り切れちゃうかもよ。
お早い対応を。
柏子ども劇場 0471-69-8451
■村上康成さんとの新作絵本
『ブルドッグブルブル』
『ミルクくるみ』
の色校が送られてきた。
PHPの『わははは!ことばあそびブック』シリーズの
3、4冊目。
いち早く、表紙お見せしちゃう。
かわいいでしょ。
発売は、4月4日あたりとのこと。
3月28日から村上康成美術館で原画展開催!


■村上康成さんとの絵本
『さつまのおいも』
『おおきくなるっていうことは』
『かえってきたカエル』の3冊(童心社)が
韓国で出版されるみたい。
ぼくの本が、海外で出版されるのは、もちろん、これが初めて。
うれしいなぁ。
ハングル文字の絵本なんて、素敵にかっこいいよね。
韓国のこどもたちにもウケルといいな。
園長先生、韓国で人気沸騰!なんてことになったら
ものすごくいいよね。
01.02.20
■今日のお仕事。
絵本の翻訳。
『I Want a Pet』というLauren Child 作の絵本。
たぶんイギリス人。
ま、かなり、四苦八苦したが、なんとか仕上げ、編集部に送る。
出版社はPHP。夏には、出版されるはず。
■昨日、高畠純さんの個展にでかける。
昨年暮れ、フレーベル館から出版された絵本
『ブターラとクマーラ ウッキウキ』の原画展。
絵の上に、セルを重ねて、墨の線をのせる手法。
「へぇーっ。こうなってんだぁ」って感じ。
機会があれば、見に行くとよいと思います。
今なら、高畠純2001年ポスターがもらえます。
pinpoint gallery (表参道下車。青山5丁目交差点角。オーナーの西須さん、面白い人よ)
■その個展で会った増田裕子は
神沢利子さんのことを
神沢としひこさんと言った。
01.02.15
■もう、春なのかなぁ。
なにかと、眠いっす。
4時から、2時間も昼寝してしまった。
■あした、てくてく座のCDデザインの打ち合わせ。
小野明(羽島一希)と。
小野明は、ソングレコード創設以来のデザイナー。
ソングレコードのCDって、きれいでしょ?
あれ、みんな、小野さんのおかげ。
絵本のデザインでも、すごく評価されてる人なんよ。
ぼくの本で言えば『あくび』『かいくんのおさんぽ』
かつて、このページで紹介したこともあるんだけど
1月25日のnews。大絶賛!
ぜひぜひ見てね。
■こんどのてくてく座のデザインは
えらく、たのしみね。
飯野さんの絵が、最大限に生かされた素敵なデザインに
なるんだろうな。
■あ、そうそう、
四日市の絵本専門店『メリーゴーランド』の2000年勝手にベスト10という
勝手なわりには、けっこうかなり信頼できる年間ベスト10で
『ピンポーン』『ぼうし』が、絵本部門で、堂々7位になった。
ちなみに
1・ねぎぼうずのあさたろう
2・あしたもともだち
3・くもの日記ちょう
4・かえるくんにきをつけて
5・はぁーぁ
6・おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
7・ピンポーン・ぼうし
8・パパが宇宙をみせてくれた
9・つれたつれた
10・おやすみ時計
寸評:元トラやの中川さんと、今をときめくイラストレーターの荒井良二さんがコンビを組んで
こんなにモダンな赤ちゃん絵本が出来上がってしまいました。2冊並べて、部屋に飾っておきたいような
表紙がイカス!
■あんなに寝たのに、また、眠くなった。
じゃばね、おやすみ。
01.02.14
■キリストの誕生日がクリスマスで、
中川ひろたかの誕生日がバレンタインデイなんてステキ!
っていうメールいただきました。
下町のK.Mさん、ありがとう。
■今や、お正月、クリスマスに並ぶほど
有名な日になったね、ぼくの誕生日。
(あと有名な日って言ったら、
エイプリルフールか大みそかくらいだろう)
■このバレンタイン制度ができたのが
だいたい、中学1年の時だったと思うな。
1966年頃。
当時、ま、それほど盛り上がりもしなかったけど
この日を利用して、愛の告白をと
もくろんでいた女子は、少なからずいたようだったよ。
■そういうことには
およそ縁遠かった中川も、
ま、チョコはいくつかもらえたんだけど、
そのときの言葉が、愛の告白ではなく、かならず
「たんじょうびおめでとう」だったんだな。
一種独特であろうその緊張感を
ついシ、味わうことがなかったね。
チェッ。
■いっぱい、お誕生メールいただきました。
ありがとう。
この場を借りて
お礼です。
■6月、7月、10月のスケジュール更新しました。
01.02.12
■上田浩司から『雨ふり水族館』につづくアルバムの選曲が届いた。
ここで、言いたいところなんだけど、変更があるかもしれないし
まだ、ナイショにしとく。
でも、前以上に、バラエティに富んだアルバムになる感じ、あるよ。
■何度かメールのやりとりをして、
ま、今日のところは、13曲、候補曲が出たってとこね。
上田浩司は、これから、1曲1曲、練り上げていって
形にしていくわけなんだな。
■レコーディングは5月。
早すぎるくらいの始動だね。
このへんに、上田の意欲のほどがわかるというもの。
期待しててください。
■タイトルは、これは、ナイショ。でも、たぶん
『ふしぎな月夜の音楽会』かも。
みんなに、言うなよ。
01.02.11
■ま、ちょっと、その気になって、
ホームページのいろいろを更新しました。
見てみてね。
@雑誌に発表したお話(下の方までスクロールよろしく)
@教科書に載った歌(これもまたスクロールよろしく)
@information (今年前半の出版もの紹介しました)
@schedule(なにしろスケジュールですからね。大事)
ことに、スケジュールはノートに写しながら見てね。
■ブブヒコの雪の時の写真載せときました。
かわいいよ、ブブチコ。
■ブブくん番号の09・10・11を順番に何度も見たあと
《戻る》ボタンをカチカチクリックすると、
ブブくんアニメが見られるよ。
クスッ。
■日本絵本賞読者賞という賞があって、それの候補作品(24作品)に
『かえってきたカエル』(文・中川ひろたか 絵・村上康成 童心社)が
ノミネートされた。
この賞は、読者のみなさんが選ぶ賞なんだそうで、
はがきで投票するらしいのね。
で、一番になった絵本を選ぶと、ま、抽選で図書券がもらえると、
そういうことになってるみたいなんだけどね。
どう?
応募してみないっすか?
■この賞ね、またの名を、山田養蜂場賞っていうの。
ハチミツ屋さんなんだろうか。
賞品は、ハチミツ1年分とかいうんだろうか。
なんか、いい感じね。
トロフィーなんかより、ずっと気がきいてるよね。
どう?
応募してみないっすか?
01.02.10
■進行中だった『それゆけ!ブブヒコ』(ポプラ社)の絵がアップ。
大島妙子さん、すごくいいです。
「ブブチコ!ブブチコ!」って言いながら、描いてくれたって。
ものすごく、かわいい。
いろんな表情していて。
他の登場人物も怪しくて、いいの。

中川ひろたか初めての長編ショートストーリー
『それゆけ!ブブヒコ`ダックスフンド団からにげろの巻』
発売は、3月の半ば頃です。
■てくてく座・レコーディングの様子が、載ってるかなと、
久しぶりに訪れた下畑 薫のサイトに『トラや帽子店との歩み』なる文章を発見。
トラやとの出会いやらが、書かれてあるのよね。これはかなり、めずらしい。
15年近くつきあってるけど、今まで下畑薫の文章を見た記憶がないもの。
しかも、これは、エッセイだ。ちょっと読んであげてよ。面白いよ。ここ。
01.02.09
■てくてく座のレコーディングが、完了。
この6日、7日の2日間で録音。
8日に、編集した。
録音は、ピーマンズファームスタジオ。
エンジニアは、下畑薫。
1月にやった芝居のハイライトシーンと、
スタジオの歌9曲とで構成。
役者さんたちのセリフも聞けるってわけ。
■一度、本番をやっているからか、
役者さんたちの歌が、すごくよくて、
トントン拍子で、仕事がすすんだ。
できあがりも、よい。
これが、その仕事表。
ライブ
スタジオ 6日
スタジオ 7日
コーラス
黒子
ささめやゆき
口上
飯野和好
花のお江戸のお正月
新沢としひこ
ライブ~しかのふん
あべ弘士
嫁さんになりなさい
あべ弘士
ライブ~八卦のうた
中川ひろたか
にわか雨の喜造のうた
増田喜昭
ミツル+山本孝+ささめや
新雲斎のうた
新田新一郎
新沢+ポン+中川
私は瓦版屋
新沢としひこ
全員
オレ、ジョニ形平次
平田明子
荒井良二
全員
ライブ~大家さん
桂文我
ああ、二人旅
飯野和好
本下いづみ
ねぎぼうずのあさたろう
飯野和好
本下いづみ
あちきの想い
増田裕子
新世紀おめでとう
全員
■これから、ブックレット関係を仕上げて、
ま、おそらく3月半ばには、完成するでしょう。
お楽しみにね。
■そのレコーディングの様子が
『ケロケロ日記』に写真入りで紹介されている。
■ベネッセ『チャレンジ2年生』5月号に、
『たねのおくりもの』という話を書いた。
絵は、長野ヒデ子さん。
今日、そフ打ち合わせ。
なんとかなりそう。
01.02.07
■てくてく座のレコーディングが
昨日始まった。今日も。
ちょっと、忙しいので
今日はここまで。
お楽しみにね。
01.02.04
■今日、目白の東京教育専門学校というところで
中川の絵本トーク&ライブがある。
1:30から3:30まで。
入れるのかなぁ。
ぜんぜんわかりませんが、
来てみたら?
あ、一応、電話してからね。
電話は、03-3951-0151(子どもの文化研究所。今日は出ないかもな)
会場の電話が、03-3952-4451
入れるかなぁ。
ちなみに、10時から、加用文男さんと汐見稔幸さんの対談が
あります。(これは、ためになりますぞ)
■で、中川のそれが終わったら、
つづけて、同じ目白で、
昨日書いた、ケロポンズも出るお芝居『お花を摘みに』を見るという
お得な『目白わくわくツアー』を
組まれてはいかがですか?
すごく近いからね。
中川のくだらないバカ話きいて、
サイン会ひやかして、
そいでお芝居(4:30から)。
いっぱい笑ったあと
駅に行く途中の焼き鳥屋で
焼き鳥食べて(バカウマっす)、飲んで、
駅の立ち食いそば(飯野和好氏推薦)すすって帰る。
ね、いいかもよ。
もしかしたら、
そのへんで、仕事終わって飲んだくれてる中川にも会えるかも。
もし会えたら、手くらい振ってよね。
で、ちょっと「中川さーん」「おっ、きょうのお客さん」
とかいって、お話なんかしてるとさ、
ちょうどそこに、芝居終えたケロポンズがやってきて
「おじさん、そんなところでなにしてんの?」って聞くわけさ。
「そういう、おまえたちこそ、なにやってるんだ」
「おれたちは、お芝居が終わって、打ち上げの2次会にいくところ。
おじさんも行く?」
「なに、行くもんかい。ところで、それ、手に持ってるのはなんだ?」
「あ、これ?ウクレレだよ」
「あ、そうかい。じゃぁ、ここでひとつ路上ライブでもしようぜ」
って、いきなり、ケロポンズと中川のライブが始まるかもしれない。
ね、よかったら、どうぞ。
01.02.03
■いよいよ節分。
今日を、境に、ばーっといける予感。
それまでは、年改まれども、なんか
去年のおまけみたいなものがあって、
目は覚めたけれど、まだ布団の中で
ぐずぐずしてる感じなんだけど、
なんか、今日から、がばーって、
布団はねのけて、起きるぞー!てな雰囲気があってね。
この10年くらい、ぼくは、そういう身体になってるのね。
でも、本来、節分というのは、そういう意味らしいよ。
この節分のあと、いろんなものが伸びる。
いいねぇ。
ぼくの中でも
なにかが動きはじめたみたい。
芽をだしたがってるのかなぁ。
おっと、身体がふるえてきたぜ。
■昨日、ケロポンズが出るお芝居『お花を摘みに』
(2月4日まで アイピット目白03-3951-6011)を見た。
こう見えたって、ぼくも、演劇人のハシくれだからさ、
ほんと、てくてく座以来、
見方がぜんぜん違っちゃっててね。
こういうのって、タイヘンだろうなとか、よく動くよなぁとか
ダンスえらいなぁとか、おもに、芝居を作っていく過程が見えちゃう。
みんな、えらいっす。
おもしろいっす。
すばらしい役者さんも多く、帰り、そのうちの一人
鍋島靖代さんに、握手してもらっちゃった。
「すばらしかった」って言ったら、
「あ、トラや帽子店の人だぁ」って言われて、逆握手になっちゃったけど。
■ま、それにしても、ケロポンズはうたが上手いのに、顔が面白い。
■指田ゆかこさん(てくてく座の振り付け先生)のダンス。
吉江常雄さん、長山左斗子さんのお芝居、
よかったと思った。
■樋口春香さん、美しかった。
01.02.01
■昨日は、絵本打ち合わせday、
はじめは、童心社。
絵の村上康成さA編集の日下部さんと
『おつきみうさぎ』についてのあれやこれ。
いろいろ、詰めた。
■夕方になって、PHPとの打ち合わせ。
四谷のルノアールで。
ここはね、大学の時、しょっちゅう行ってた喫茶店でね、
なつかしいんだ。2階の窓側の隅っこで
別役実さんが、いつも原稿書いていたっけ。
■PHPは『こんにちワニ』『おひるのアヒル』の
『わははは!ことばあそびブック』シリーズ。
絵は、同じく、村上康成さん。
ピーマン村とはちがうもうひとつの村上タッチ。
こちらは、ラフでなく、本絵です。
美しいです。
めっちゃ、きれいです。
いい感じです。おもしろいしね。
タイトルは『ミルクくるみ』『ブルドッグブルブル』の2冊。
4月には、出せそうね。