いわき市四倉中学校にキーボードをお届け!
2011.05.13
今日は、四倉中学校にキーボードを届けに、四倉まで出かけて行きました。自宅から30分ほどで行ける場所で、仕事をしていたときに通った浜街道を震災後は
じめて走ってきました。
松林のすぐ脇が海だったので、木は倒れ、信号は停電のまま、しばらく行くと通行止
めで、迂回しながら目的地をめざしました。
玄関前に車を停めてキーボードを運ぼうと思ったとき、多くの先生が助けに来てくれ
ました。
四倉小学校に間借りしている四倉中学校は、畳とフローリングが続く場所に職員室を
作り、空いている教室で授業が再開していました。

130年の歴史を持つ四倉小学校の階段はケヤキ木造りで、手すりは丸太が使われて
いて、思わず滑りたくなってしまいました。

木村校長先生(女性)と水野教頭先生、そして職員室にいた先生方が出迎えてくれま
した。
キーボードの箱を開けて、「これで全クラスの合唱コンクールの練習ができます。本
当にありがとうございます。」と校長先生に言われました。


四倉中学校では、10月に毎年合唱コンクールが開かれます。
いつもだと、コンクールに向けて、クラスで練習がはじまり、音楽室のとりあいがあ
るそうです。
昼食を早めに済ませ、練習の時間を確保したり、それはとても力の入る行事だそうで
す。
コンクールでは、勝っても涙、負けても涙。
その曲は、卒業式でも歌うそうです。
ここまで聞いて、合唱コンクールに対する意気込みが伝わってきました。
希望があったのはYAMAHAのNP30。
同じ機種があと2つ揃うと、全学年が各クラスで練習ができるようになります。
そのあと2つのキーボードが、お届けしたものです。
音楽室はないけれど、合唱コンクールをやる場所はまだ決まっていないけれど、目標
に向かってみんなが動きだしているお手伝いができて、本当にうれしかったです。
校長先生は生徒たちに、「今回の震災は大変だったけれど、そこから学ぶことがいっ
ぱいあるよね。これを乗り越えられれば、何でもできるよ。だから、みんなでがんば
ろうね。」と話しているそうです。
「私自身がこの震災で多くを学んでいます。」とおっしゃっていました。
キーボードの贈呈式ということで、職員室にいた先生全員が集まってくださいまし
た。

小学生と一緒に授業が再開したことで、中学生も笑顔が多くなり、先生たちも小学生
たちに癒されているそうです。
もしかしたら、小中学校が同じ敷地で学ぶことは意味があるのかもしれません。
合唱コンクールのときは、ご招待しますね!と声をかけていただき、楽しみが1つ増
えました。
みなさん、支援金ありがとうございました。
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昨日、キーボードをお届けした四倉中学校にお邪魔しました。
職員室前のボードに見覚えのある写真とチラシ。


校長先生が、「ホームページ拝見しました。それをコピーして掲示板に貼っていま
す。」と。
プロジェクトのチラシも一緒に貼ってくれていたのもうれしかったです。
被災地では、物資によっては過剰在庫になっているものもあって、物資の保管場所に
苦慮する悩みもあります。
必要な人に必要なものは、決して過剰在庫にならないし、受け取る相手にやさしい。
キーボードを注文したキクヤ楽器店の方は、「この震災で避難している人、失業した
人など、いろいろな理由から習い事をやめる子どもたちが多く、大変な状況です。」
と話していました。
みんなともだちプロジェクトのチラシをお渡しすると、「すばらしい活動ですね。そ
して、私たちにもうれしい活動です。」と。
中川さんが言っていた「現地の復興支援」は、こうして実現していることを実感して
います。
困っているおともだちに必要なものを届ける、現地で買い物する、この両輪があって
はじめて、「復興」という言葉は活きていくんだな、と感じています。
「ありがたいです。」この言葉は、このプロジェクトに参加してから、本当によく聞
かれる言葉です。
私も「ありがたいです。」
原田由香















