中川ひろたか   過去の日記

過去の日記

04.11.30

■『ほっぺ・4号』本日発売です。
工藤直子さんの巻頭詩、
飯野和好さんの新作(連載)ほか、 今回も企画目白押し。
さっそく、書店に走ろう!



■第一回 D1だじゃれグランプリが、
11/28、船橋のアンデルセン公園・こども美術館で
100人くらいのお客さんを集めて行われた。
美術館の方で集めた16人のだじゃれ猛者の精鋭が
だじゃれでしのぎを削るトーナメント戦。
その場で見せられる「お題」に、持ち時間30秒で答える。
2戦先取の勝ち抜き戦。

選手16人は、小学生、中学生、20歳のOL、社長秘書、
現役を退かれた元役所の職員、音楽家などなど、
多岐にわたった。
よって、その組み合わせもいろいろで、
大人対子どもの取り組み、同級生対決など、面白く、
おやじギャグ真っ盛りのおじさんが、小学生にころっと
やられる対戦もあって、予想がつかない。
すごくおとなしそうな女の子が、
キレのあるだじゃれをかましたり、
まったく、油断がならない。

一番感心したのが、全員が持ち時間30秒内に
できたこと。
誰一人白紙でギブアップという人がいなかったの。
これには、会場中みんなが感心した。
さすが、精鋭だ。

途中、ハーフタイムショーで、
それまで出ただじゃれに絵をつけるコーナーがあって
副審の高畠純、長谷川義史が、その場で、一枚ずつ描いた。
この絵が、ものすばらしく、超感動だったね。
そして、その絵を、そのだじゃれを言った二人にプレゼント。
会場中「いいなぁ!」のため息が出た。

会場は、柔道場を模して、柔道用の畳を敷き、
副審は白シャツに黒ズボン、黒の蝶ネクタイ、
主審は、黒のスーツに、黒の蝶ネクタイのいでたち。
お題のプラカードを持つだじゃれクイーンは 「だじゃれちゃん」と呼ばれ、
Tシャツの上に、柔道着を着、ゴムでちょんまげを作る。
試合は「礼」にはじまって「礼」に終わる。
どこまでも、柔道の形式にこだわった。

決勝前のアトラクションでは、
副審と作った歌をうたった。
高畠純とは「犬」
長谷川義史とは「じゃがいもポテトくん」 どちらも、詞が、副審。

決勝は、図書販売の早川さんと
音楽家の大熊さんとの戦い。
早川さんが、2対1で、大熊さんを制した。
3位は、6年生の今野くん。

今回やってみて、面白かったのは、
勝ち進むうちに、選手たちが、 お客さんの中で、どんどんスターになっていくのね。
ひいきも出てくるの。
選手に気持ちが入って、どんどん応援していく感情が
すごく、面白かったな。
甲子園を勝ち抜いていくうちに
スターになっていく選手っているじゃない?
それと同じことが、ここでも、起きた。
そうなっていくんだね。
で、そうなればなるほど、
戦いが、スリリングになって
いつしか、手に汗握っちゃってるってわけ。

この様子を「いっぽ」のスタッフにお願いして
カメラ4台で撮影した。
編集してDVDにする予定なので、
興味のある方、主催してみたい方、
ご一報ください。
貸し出します。

今後、県大会(D3) → 地区大会(D2) → 全国大会(D1)
と、展開していきたいと考えてるんだけど、
どうすっかねぇ。

こども美術館の濱松館長、
だじゃれちゃんはじめ、
すべての美術館スタッフのみなさん、
D1ロゴや、すべてのアートディレクションを引き受けてくれた
モリ・セツミさん(高畠、長谷川大絶賛)、
中川と解説、実況した絵本館・有川さん(すげぇ存在感)、
歯科医の格好をして司会をしてくれた広瀬さん(完璧)、
絵本館のみなさん、 テレビクルーのみなさん、
ミツル、荒川、みんなありがとう。

この企画、イケルんじゃないかなぁ。
まじ、面白かったぜ。

■11/27、川崎市産業振興会館で
横浜YMCA120周年記念ファミリーコンサート。
7つの関連保育園の園児と父兄が
500人ほど集まった。

ま、とても活発な子どもたちで、
途中、リクエストがあったりで 急きょ、曲目、変えたりした。
楽しかったね。

■11/26、マジスカ軽音楽同好会3回目のライブ。
場所は、十条の「CAFE SPACE 101」
十条商店街にある喫茶店。
そこのブッキングをまかされているのが
プロドラマーの堂本喜告さん。
後半、ゲストで、出演した。

新曲を多く歌った。
この日、Gel時代の歌は、たった2曲歌っただけだった。
つまり、レパートリーも増えたってこと。
で、やっぱり、レコーディングすることにした。
タイトルを思いついた。
『マジスカ ミステリー ツアー』っていうんだけど
どうよ。

マジスカ軽音楽同好会の会員証もできて
この日、会員は1割引で入れた。
そんな特典もありますの。
ぜひ、一度見に来てね。
次回は、師も休む晦日12月30日。
自由が丘・マルディグラで。
題して「まじ、忘年会」



長谷川義史 画



ウラ

04.11.26

■きょうは、マジスカ軽音楽同好会、
3回目のライブ。
題して「新人歓迎コンパ」
場所は、東十条と十条の間、
cafespace101(北区中十条2-6-13-1F)
開場18時、開演19時です。
お間違えなきよう。
「新曲」いっぱいやります。
意欲的でしょ?
ぜひ、ぜひ、来てください。

■昨日、D1だじゃれグランプリの打ち合わせ。
衣装やら、流れなどを台本読み合わせながら
シュミレーションした。

ドキドキしてきた。
うまくいくかなぁ。
でも、ぜったいに面白いと思う。
ゲスト審判、高畠純と長谷川義史による
すごいハーフタイムショーも考えた。
来てみた方がいいと思うよ。

これは、こんどの日曜日。28日、あさって。
ふなばしアンデルセン公園 子ども美術館(地図)にて。
ポスター。

04.11.24

■23日、福岡・古賀市にて、絵本講演会。
今回は、主催者の方から 「ことばと音楽」というテーマが与えられていて
そのテーマにそって、話した。
たまには、テーマありも
ふだん、出ないような話ができて
すごく、新鮮だったな。

そして、ここでは、前もって子どもたちから
詩を募集していて、
全部で14篇の詩が送られてきたのね。
それを、披露して、簡単な寸評をし、
そのうちのひとつに曲をつけるという
即興パフォーマンスもした。

朗読の時、一人ひとり紹介したんだけど
どの「詩人」たちも、とっても誇らしげで
なんか、かっこよかったな。

■そのあと、大相撲九州場所観戦と、しゃれこんだ。
地元大関の魁皇を見に行ったんだけど
売り出し中の19歳白鵬に負けちゃった。
その時の地元の人たちの落胆ぶりったらなかったね。
静まりかえっちゃって、
腰が抜けたみたいになってた。

でも、祭日のしかも魁皇の綱取り場所だっていうのに
上の方がらがらっていうのは、大相撲、やばいね。
半分くらいしか入ってないって感じだもんね。
だめでしょう、相撲が当日券で入れちゃうなんて。
満員御礼の垂れ幕が、上の方でまるまってたよ。

それにしても白鵬は、強いね。
顔きれいだし、優勝するかもよ。
ありゃ、すぐ横綱だな。
顔きれいだし。

二度目の相撲観戦だったけど
楽しかったなぁ。
上の方の席だったけど
すごくよく見えてね。
あの人たち大きいんだよ。
だから、よく見える。

永谷園の懸賞幕や、
高見盛(すごい人気)、
会場整理の武蔵丸(バカデカ)や安芸の島、
審判の貴ノ花の姿勢、 「テッポウ厳禁」の貼り紙。
照明も美しくてね、すごく、いいよ。きれい。
西村繁男さんとか、絵本にしてくんないかなぁ。
大相撲が全部描いてある絵本。
ほしいよなぁ。

なにしろ国技ですし、
「わたしをすもうにつれてって」という歌や
「スモウマン」という絵本もあることですし、
みなさんも、大相撲どんどん行きましょう。

04.11.21

■お待ちかね『わにのスワニー』の4作目
『なぞなぞえほん~どんなもんだいの巻』が完成。
スワニーとしまぶくろさん、いわだぬきが
新しくできた「なぞなぞランド」に行くんだけど、
もう、しまぶくろさんの「大ボケ」炸裂っす。



■別冊・太陽132号は
『心をつなぐ読み聞かせ絵本100』(平凡社)
ということで、 心をつなぐ読み聞かせ絵本が100冊選ばれている。
(って、そのままやんけ)
で、そこに
『おおきくなるっていうことは』(絵・村上康成 童心社)が
選ばれておった。
うれしいね。



■『金八先生』で『世界中のこどもたちが103』が
紹介されたみたいね。
「おっ、五味太郎」とかってセリフがあったらしい。
すごいなぁ、五味さん。
26日、一部地域で再放送あり。

■18-19日、谷口國博(タニゾウ)と新潟・中越地区に
行ってきました。

朝日新聞東京厚生文化事業団の福田さんと、
地元商工会議所の若手のグループJ.Cとが企画。
ちょうど冨山に行く予定があり、
タイミングが、ばっちり合ったの。

新幹線で、越後湯沢まで行き、
そこから長岡までバスで移動。
高速道路がへしゃげているのか 上下に、ひどく、揺れた。

行ったのは、
一番被害がひどかった小千谷と長岡。
小学校2ヶ所と幼稚園1ヶ所。

貴重な経験を、させてもらいました。
少しは、楽しんでもらえたかな。
ああいう状況でも、子どもたち、すごく明るくてね、
逆に、元気をもらった感じ。

ありがとう。

行くにあたって、だったらと、
雑誌『ほっぺ』のプレゼントがあった。
学研さん、ありがとう。

■20日、冨山世界文化社主催のセミナー。
谷口と。
富山市体育センターに
250人の方々が、集まった。
今年からはじめた谷口とのセミナー
今回で、ちょうど、10回目。
コンビネーションもよく、
すごーく、面白かったんじゃないかなぁ。

社長さん、ありがとう。
また、ぜひやりましょう。

04.11.17

■Gelのドラム、菊地丈夫さんの娘が通う
三光幼稚園で、親子コンサート。
東京都港区の白金にある幼稚園で
お母さんたちなんか、ばりばりのシロガネーゼ。

だけど、園児は、年中、年長あわせて
27人しかいない。
人数が少なくて、来年度の入園希望いかんによっては
閉園とか統合に追い込まれるらしい。
都会には、都会の悩みがある。

でも、コンサートは、とっても楽しく
丈夫ちゃんも、となりでコンガをたたいてくれた。
『みのりのあき』『おかをこえたらおべんとう』みたいな
渋めのうたを、クラスで、歌ってくれていて、
ワッショイワッショイ、
ひときわ、もりあがった。

園長先生はじめ、先生、お母さんたち、
お世話様。
ありがとうございました。

■午後、『ベビーマンモス』という雑誌の取材。
インタビュー、受ける。
『スプーンさん』とかの、メイキング話、とか。
あれ?発行、いつだったんだろう。
聞くの忘れた。

■明日、谷口と、ちょっと、新潟に行ってきます。

04.11.16

■今日、D1だじゃれグランプリの打ち合わせに
ふなばしアンデルセン公園、こども美術館に行く。
ポスター(1・2・3 )や、ロゴ、
1位から3位の人に渡される
「金メダイ・銀メダイ・銅メダイ」などの
デザインが続々あがっている。

ポスター、ロゴは、
子ども美術館専属デザイナーの
モリ・セツミさん。
「金メダイ」は、高畠純さん。

■その他、テレビクルーも来て、
細かい打ち合わせ。
見えてきた。

■こりゃ、台本書くようよ。
ってなわけで、構成台本を書くことに。
こりゃ、楽しいね。

04.11.15

■久しぶりのNHK。
『おかあさんといっしょ』の収録に立ち会う。
実は、今度、ぼくの作った歌が
放送されることになったの。
おめでとう!パチパチパチ!
『おしりふりふり』(詞・のぶみ 曲・中川ひろたか)という
身体動かしながらの歌。
もちろん、書き下ろし。

ハガキ応募の子どもたちが、母親とスタジオ入り。
お姉さんお兄さんと、簡単な練習して、
すぐに本番。
はじめて聴く歌なのに、
子どもたち、すぐに、おしりふりふりしておった。

作詞の「のぶみ」のイラストも、かわいくインサートされて、いい。
全体、パァーッと華やいでいて、いい感じだったなぁ。
ウケるんじゃないかなぁ。
と、思うんだけど・・・。

なんせ『おかあさんといっしょ』デビューですから、あたし。
苦節30年って、感じ。
いやぁ、まじ、うれしかったっす。

オンエアーは、来年1月4日から。
一ヶ月、毎日流れる予定。
ぜったい、見てね。

■12日、鎌倉芸術館小ホールで、
あおぞら幼稚園主催の親子コンサート。
山田先生、ありがとう。

■13日、静岡県藤枝市で
杉山音楽教室主催の親子コンサート。
これは、久しぶり、新沢としひこと。
脱線の話、いっぱい聞いた。
杉山さん、お母さん、榛地さん、ありがとう。

■14日、大阪・ビジネスパークで、
絵本コンサート。
主催は、読売新聞系の活字文化推進会議。
午前中は、長谷川義史の講演。
最後に、二人で作った「じゃがいもポテトくん」を
いきなり(マジ)乱入して歌わせてもらった。
長谷川さん、ごめんちゃいね。

別のところでやっていた
ペープサートの阿部恵さんに会った。
久しぶりね。
いっしょに、ごはん食べた。

そのあと、中川の出番。
300人くらいだったかな?
親子コンサート、した。

04.11.11

■9日、山口県宇部市の聖和幼稚園の50周年記念で、
中川ひろたか+ケロのコンサート。
園児たちやその親子さん卒園生などが1200名ほど集まっての、
まっことにぎやかなコンサートでありました。
(カエルちゃんのHP、無断転載)

■そのあと、新幹線の中、
DVDでディズニーの『ピノキオ』見ながら(結構、これ、怖いのな)
一人、名古屋に移動。

■10日、愛知教育大学付属養護学校で
特殊教育研究協議会の研究集会で
1時間半のコンサート。
三河の小学校、養護学校の先生たちが
400人集まった。
つつがなく。

■帰り『ホテル ニューハンプシャー』を見ながら帰宅。
ジョディ・フォスターが、抜群。でした。

■HIBARIの3rdシングル『愛と呼ぶもの』が
昨日、発売になりました。
前にも言いましたが、
カップリングに『世界中のこどもたちが』が入ってるの。
大切に、長いこと歌っていきたいという
意欲みなぎるニューシングルなわけですね。



HIBARIは、歌手としても頭角を現してきていて
12月からのフジTV『新堂本兄弟』の
堂本ブラザースバンドのメンバーに加わったらしい。
KinKi Kids、村上”ポンタ”秀一、吉田健、土屋公平(元THE STREET SRIDERS)、
えなりかずき、吉村由美(puffy)、木村カエラ、金城綾乃(kiroro)、
高見沢俊彦(アルフィー)、ブラザートム、
という中にHIBARIがコーラスで参加するんだって。
なんでも、プロデューサーはじめ、コーラス隊リーダーのブラザートム氏、
バンマス吉田健氏もHIBARIを大絶賛だったとか。
(ま、そりゃそうだろって感じだけどね。)

ブラザートムさんは、ポンキッキーズで
『世界中のこどもたちが』歌ってるわけだし
「世界中」つながりで、
今後、おもしろいことになったらいいのにね。

がんばってほしいなぁ。

■明日、鎌倉。
明後日、藤枝。
明々後日、大阪っす。
けっこう、いそがしいっす。

04.11.08

■6日、石川県美川町で
美川保育園、蝶屋保育園、湊保育園3園の
合同コンサート。
約250人の親子さんが集まってくれた。
ほのぼのとあったかいコンサートになりました。
関係者のみなさん、
お手伝いのみなさん、ありがとう。
ことに、高橋さんご家族のみなさん、
お世話になりました。
お子たちもありがとうね。
また、会おうね。

夜、打ち上げの後、電車で神戸に。

■7日、絵本ワールドinひょうご。
会場は、原田の森ギャラリー。
主催は、神戸新聞社。
2日間の開催で、前日は、角野栄子さん、
その日の午前中は、加古里子さん。
そして、午後から、ぼく。
なんでも、3倍の応募者があったんだって。
抽選で選ばれた300人の親子さんが集まってくれた。
みんな、すごく待っていてくれた感じがあって、
最初から、なごんで、おりました。
90分、あっと言うまでしたね。

■夜は、打ち上げ。
三ノ宮の魚料理の店に
神戸新聞社の人たちと、でかける。

3階の奥の小部屋でへらへら呑んでいると、
あの、サッカーのカズが店に来て
なんと、ぼくたちの隣の部屋に入った。
あろうことか、奥さんの、りさ子さん、
息子、おばあちゃんもいっしょ。
その日、ヴュッセル神戸の試合があったらしい。
(カズは、その日久々のゴールを決めて、
チームも勝ってJ1残留が決定した、良き日。)

カズもだけど、りさ子さんには、驚いた。
そのお顔の小さいこと。
ぼくのゲンコツくらい。
身体なんか、ものすごく、細い。
毎月、どこかの女性誌の表紙飾ってて、
今「カリスマ主婦」って言われてるんでしょ?
いやぁ、一度、会ってみたかったからね。
うれしかったぁ。
でも、カズだって、そうさ。
なんたって、キングですからね。
もはや、ナガシマみたいなもんなんだからさ。
おいら、もう、思いっきり、
ミーハーしてしまったってわけ。

だけど、ぼく以上に盛り上がってたのが、神戸新聞社の連中で、
カズは、神戸新聞で連載持ってるし、
まったく、無関係なわけじゃないし、
新聞社としたら、中川さんとカズとを
出会わせようじゃないかって、吠えはじめた。
「ええ!?いいよ、いいよ。そんな恥ずかしいよ」
と、ぼくが言うと、
「何言ってる、この意気地なし。
おう、そうだ、お子さん3歳くらいだし、
中川先生の絵本を渡そうじゃないか」
「いや、それはいい。
きっとみなさん、よろこびますよ」
「おい、○○、これから先生の絵本なんでもいいから
買ってこい!」って、若い社員を使いにやらす。

○○が、絵本を買ってくるまでの間、
その絵本をどうやって渡すか、作戦を考えた。
いきなり部屋に行って
隣のものですがと言おうって言うから、
いくらなんでも、それはまずいだろう、
やっぱり、帰る時に言うのがいいのではとか、
なんやかや言いあってる時に、
若い社員、○○が戻ってきた。
彼は数ある中から『さつまのおいも』を買ってきた。
おう、いいじゃないか。

絵本は来たし、ぼくたちはその時を待っていた。
そして、そのあと、ほどなくして、
隣から、突然、カズの
「すいませーん。タクシー2台、お願い」
という声が聞こえる。
いよいよ、その時が、やってきた。
「お、帰るぞ。今だ、ほれ、絵本、絵本」
その時、なぜか、絵本を渡すはずの△△さんがいない。
「あれ?△△さんは?」
「なにやってんだ。トイレか?絵本はどうした!」
「△△さんが、持ってます」
「あんちくしょう。こんなときに、なんで、いないんだ」
まもなく、部屋から、子どもを抱いた、りさ子さんが出、
おばあちゃんが出、お付きの人が、どんどん出ていく。
最後に、カズが、靴をはいた。
ここで、帰られたら、なんにもならない。
もう、みんなの目が血走っている。
「△△さん、なにやってるんでしょうね」
「おう、○○!下に行って、カズを引き留めるんだ!」

酒も効いてきたんだろう。
なにがなんだか、わからなくなった。
みんなが、いなくなった。
ぼくは、一人で、部屋にいた。
すると「今、カズさんが、下で・・・」
○○が言ってきた。
ぼくは、下に降りていくと
カズが『さつまのおいも』をもって
「すいません」と言っている。

カズだった。
かっこいい、精悍。
身長は、あまりかわらない。
こんなプライベートなのに
バッチリ、ムラサキ系のスーツで決めている。
ぼくも「こちらこそ、すいません」と言って
「お子さんのお名前は?」と聞くと
「りょうた、です」と、カズ。
サインした。
本を渡しながら、カズと握手した。
握手しながら、
「ありがとうございます。失礼します」と
カズは言った。

店を出てからも、また
「失礼します」と
深々と頭を下げた。
かっこいい人だった。
すばらしいのな。

りさ子さんは、子どもとおばあちゃんと
一足先に、タクシーに乗って、帰ったあとだった。
あとで、△△は、こっぴどくしかられた。
△△は「すみません」と頭を下げていたが
ぼくは、△△に「いいよ、いいよ。気にすんなよ」と
言ったんだけど、
そりゃ、今となれば、
りさ子さんと、話して、
握手もしたかったよな。

でも、今日あたり、
カズさんが、息子に
『さつまのおいも』を、
読んであげているかもしれないね。
いやいや、りさ子さんが読んでるのかもね。
日本一の「カリスマ主婦」が、
「プップップッ~」とか
「くさーい、くさーい」とか言って
読んでいるかもね。
なんか、幸せな感じだよねぇ。

■明日、宇部、
明後日、岡崎。
ということで
行ってまいります。

04.11.04

『世界中のこどもたちが103』の原画展が
11月、四国の3カ所で行われ、
ドラマ「3年B組 金八先生」中で
『世界中のこどもたちが103』の本が
とりあげられるとのこと。

詳しくは、ここ。

■市居みかさんとの初めての絵本
『こぶたのブルトン~ふゆはスキー』(アリス館)が発売された。
以前、学研の『お話びっくり箱』に掲載されたお話(2002.11)なんだけど、
市居さんは、絵を全部描き直してくれた。
毎度言うようだが、ほんと、すばらしいよ。
市居みかは、マジ、天才です。



話は、ぼくなりのシュールレアリズムを
やってみようと、試みたものなんだけど
なかなか、そうそうデタラメ(って言っちゃぁいけない)
シュールな話というのも
書けるものではなく(どうしても、まとまって行っちゃうのね)
でも、ま、絵本としては、ちょうどよかったかな。

基本は、シュールレアリズムだったので、
『シュールレアリズム宣言』の
アンドレ・ブルトンの名前を拝借して
主人公のこぶたをブルトン、
友だちのいたちをアンドレという名前にした。
こんなこと、知ってる人だけ、
ニンマリしてくれればいいんだけどね。

■HIBARIの3rdシングル
『愛と呼ぶもの』(金曜エンタテイメント・エンディングテーマ)が
11月10日発売される。
で、そのカップリングに、『世界中のこどもたちが』が選ばれた。
こんどのは、前回のロングヴァージョン。
長いこと楽しめますのん。
祈・大ヒット。



■昨日、増田裕子とコンサート。
場所は、信濃大町。
ここでは、もう、紅葉の真っ最中で
ま、そのくらい分け入った所。
そこに300人の親子さんが集まってくれた。

二人でするコンサートですから
(ミツルも体操したし)
そりゃ、もう、盛りだくさんで
お客さん、楽しかったんじゃないかな。

コンサートとしてもいい感じで、
マネージャーのあとこさんなんか
オープニングの『チャンス』を聴いて
感動して泣いてたって言うから、
よっぽどでしょ?
しかし、身内が泣くかよなぁ。
しかも、オープニングから・・・。

04.11.01

■30日、岡崎勤労文化センターで
愛知県の私立幼稚園連盟のセミナー。
300人くらいの幼稚園の先生が集まってくれた。

とんぼさんと作ったあそびうた、
谷口と作ったうたあそびなんやかや
おもしろいの、なんのって、
おもしろいの。
すごくウケた。

関係者のみなさん
ありがとうございました。

その日のうちに、山口へ新幹線移動。
湯田温泉のホテルへ。

■31日、全国読書フェスティバル in 山口。
小雨の中、なんと、800人の方々が集まってくれた。
このコンサートに、
ぼくが保育園の2歳児クラスを担任してた時の
教え子が、なんと、旦那と子ども二人連れて
見に来てくれた。
菱沼ひろみちゃん。
卒園して以来、25年ぶり?
一番前に座っていて、でも、始まってすぐ
この人が、ひろみちゃんだって、わかったよ。
面影というか、姿影というか、雰囲気で、
ああ、きっと、この人だろうなって。

その保育園では、卒園する子どもたち全員に
その子の歌を作ってプレゼントしているんだけど(今でも)
それって、ひろみちゃんの卒園の時から
始まったんじゃなかったかな。
とんぼさんが詞を書いて、
ぼくが曲を作った。
そのコンサートで、
その歌を紹介して、歌った。
ひろみちゃんも、憶えてたって。

コンサートのあと、楽屋に、
当時の誕生カードとか持ってきてくれて
それが、写真付き(23歳、ヒゲなし、ロン毛)で、
ぼくのやや長めの文章とかあってね、
よく、とってあったよね。
ひろみちゃんは、よく保育園時代のこと
おぼえていてね。
感動でした。

こんなことが、あるんだね。
ほんと、先生やってて、よかったな。

■コンサートのあと、
下関『こどもの広場』の横山真佐子さん、
クーヨンなんかでもおなじみ村中李衣さんたちと
もつ鍋で飲む。
ことに村中さんとは、はじめて飲んだけど
もう、面白いったら、ありゃしない。

村中さんは、その日、子どもたちと
巻き物絵本を作るというワークショップを
午前中からやっていて、
それを、ぼくのコンサートのあと、発表したのね。
ぼくもその発表につき合って、ちょっとした
寸劇みたいのやってね。
そこでの子どもとのつきあい方も、えらく、
おっかしかったんだけど、いやぁ、
こんなに楽しいお方とは、知らなんだ。
また、飲みましょう。

■というとっても楽しい日だったんだけど
「全国読書フェスティバル」というのに
会場が公の施設だとかなんとかで
本が一切販売できないでやんの。
「読書フェスティバル」でだよ。
考えられない。

文部科学省、なんとかせいよ。