中川ひろたか 過去の日記
過去の日記
04.02.25
■3月1日に発売のせまってきた新雑誌『ほっぺ』(GAKKEN ) の
宣伝用チラシができました。
チラシは二つ折り(A5版)で、表と裏の表紙(はたこうしろう)
中身は、創刊号のラインナップや、
中川の「はっかんのじ」とかが、紹介されています。
こういうものが少しずつ、できてくるたび、ワクワクしますね。
いよいよです。


■このチラシを、近所や、職場や、お友だちに
まいてくれるという方いますか?
ほしい方、メールください。
何枚ほしいかも書いてね。
枚数に限らず、お送りいたします。
送り先忘れないでね。
(将来きっとレアものよ)
04.02.24
■『クシュラの奇跡』ではじまった、
のら書店の20周年展が、いま、
市ヶ谷の一口坂ギャラリーで開催中。
昨日、行ってきた。
小さいけれど、等身大にきちんと
ていねいに仕事されてきた
のら書店の20年が見てとれる。
この夏をめざして、今、
中川ひろたかの詩集を制作中。
絵は、村上康成。
タイトルは『あいうえおのうた』。
きっと、きれいな本になると思う。
今まで出版されてきたこの愛らしい本たちの
仲間入りができるかと思うと
ほんとに、うれしい。
04.02.23
■昨日、静岡県大井川町立図書館で講演会。
およそ150名の方が、来てくれた。
会場は、あったかい空気で包まれたのですが
外もまた、あたたかくてね、
さすが、静岡です。
もう、菜の花が「まんさかり」でした。
■お誕生メールが58000件というのは、
もちろんウソだけど(ごめんちゃい。)、
それを信じた人が
2800人もいたことに、逆に驚いた・・・。
いい加減にしろよ。
もう、言いません。
04.02.21
■昨日、谷口、3度目の歌入れ。
彼のがんばりもあって、全曲、完了した。
すばらしいよ、ほんと。
ほんとだって、奥さん。
あと、ケロポンズのヴォーカル、コーラス、ネコの声、
クリストファー・ハーディさんの太鼓、
ハムザ・ヒラタのナレーションなんかを
3月、追加録音する予定。
そうだ、京浜急行の音も録って来なきゃ。
そのあとは、おなじみ、ミキサーの伊豫部富治さんの登場。
トラックダウンという最終お化粧作業をしてもらう予定。
で、4月あたまには、完成する。でしょう。
■この録音だけど、これは、
世界文化社からCDブックとして出ることに
正式に決定した。
18曲の楽譜集にCDが付くという形。
発売は、5月(たぶん)。
1曲あたり平均3分ちょっとの曲(この業界では、かなりロング)が
18曲でしょ、
だから、全体60分くらいのボリュームなのね。
そりゃ、かなり、お買い得かもよって、
売りは、量かよ。
ま、でも、ソートーこれは、面白がれると思う
チョーご期待しててね。
04.02.20
■斉藤次郎さん編集の雑誌『子どもプラス17号~特集/絵本大好き』の
インタビューを、斉藤さんから直々、受ける。
斉藤さんは『中川ひろたかグラフィティ』の最後に
Thanks to :として、書き連ねたぼくにとっての重要人物の一人。
その著作『子どもを見直す』には、ものすごい影響を受けた。
その斉藤さんが、ぼくをインタビューしてくれた。
これは、光栄ですね。
クラシック畑の作曲家が牛耳っていた(今でもそうだが)子どもの歌の世界に
なぐりこみをかけたビートルズ世代の一人として中川を見ていて、
それと同じことを、子どもの本の世界でもやったんだなって、
斉藤さんは言ってくれた。
また、発売されたら、紹介します。
04.02.18
■けんぶち絵本の里の授賞式に行って来ました。
北海道・旭川から車で1時間くらい。
勿論のことだけど、外は雪だらけ。
だけど、気温はちょうど0度。
この季節にしては、「暑いくらい」だって。
授賞式には、関係者約150人が参加。
あべ弘士も理事みたいな役で出席していた。
ぼくは、授賞式つうもの自体、人生はじめてで
ちょっと緊張したなぁ。
大賞をとった宮西達也から順に
田村みえさん、上野修一さんと、
名前を呼ばれ、壇上に上がって、
賞状やら記念の楯、農産物の目録などを授与される。
もらっちゃぁ、付き添いに手渡すなんて
まるで、お相撲の優勝力士みたいだったよ。
壇上でなにか受け取るなんて、
中学の卒業式以来じゃないかな。
(高校の時は代表がまとめてもらってた。たしか)
■今、絵本の里では、新しい絵本の館を建設中で
(これが、中庭付きのりっぱな建物なんだ)
もうすぐ、出来上がる。
6月1日のオープニングの時は、呼んでくれるって
たしか、言ってたよね。
身体、ばっちり、空けとくからね。
■翌日は、あべ弘士が勤めていた旭山動物園を見学。
あべ弘士の解説付き。
3年ぐらいぶりだったのかなぁ、
ペンギン館、シロクマ館とか、
どんどん新しい館ができていて、
しかも、どれもすばらしく、ものすごく感動した。
水の中を「飛ぶ」ペンギンや、
水中で戯れるシロクマなんかの見せ方もさることながら
館内の壁に描かれたあべ弘士の絵とか字とかが
ものすごく楽しい。
だから、思ったんだけど、
動物園中、全部、そうすればいいんだよ。
入り口から、看板から、トイレなんかの案内に至るまで、
全部、あべ弘士がアートディレクションすべきだと思う。
そのまんま、あべ弘士ミュージアムになるようなね、
そういうのにすべきと思ったね。
それにしても、あべ弘士は雪の上を歩くのが速い。
■そのあと、旭川の市内でラーメン食べて(日本一美味いと思うなぁ)
子ども富貴堂行って、店主の福田さんに
『ほっぺ』の見本(色校)見せて、自慢して、
そのあと、谷地元雄一のやってる『ホロホロ』(私設児童館みたいなもの)に行き、
『ほっぺ』の書評欄を依頼して、
あべさんの奥さんがはじめた
バランスセラピーという治療を受けて、
けっこうなストレス持ちということがわかっちゃって
そこから『三四郎』っていう居酒屋に歩いて行って、
PHPの阿部さん+あべ弘士(阿部一族)とカウンターで飲んでたら、
さっきの谷地元やセラピー奥さんや、娘さんも来てくれた。
座りきれなくなったので、
ぼくとあべさんはカウンターの中に入れていただいた。
最後に食べたウナギがたいそう美味かった。
女将が、可愛い人だった。
■翌日は、あべ弘士の家に行って、
コーヒー飲みながら、レコード(CDでなく)を聴いた。
あべ弘士の膨大なレコードコレクションから
『荒井由実 / ひこうきぐも』『ジョンレノン / イマジン』
『PPM / レモントゥリー』なんかをかけた。
23歳の阿部さん(編集)は、生まれてはじめて
レコードプレーヤーを見たと言っていた。
アトリエの窓の向こうに
神が住んでるという冬の山をみながら
コーヒーすすりながら、聴くこれらの音楽は
ゆったりと、美しく、もうほんと
至上の時間だったかも知れない。
■そのあと、また奥さんのセラピーを受けた。
一日で、ずいぶん、正常な値にまでなっていると
ぼくのカダラを、すごい感受性と、ほめてくれた。
■ラーメン食いに行こう(毎日食べたい)と思ったが
飛行機の時間がなくなってしまって、
しかたない、空港のラーメンでいいや。
と行ったラーメン屋だったけど、
ここも、かなり美味かったね。
■二日間も、ビッチリつき合ってくれた
あべさん、ありがとうね。
おれたち、まじ、親友だよな。
04.02.15
■今日から、極寒の北海道に行って来る。
『歯がぬけた』(文・中川ひろたか 絵・大島妙子 PHP研究所)が
けんぶち絵本の里大賞の賞(びばからす賞)をとって、
その授賞式があってね、行くのです。
この賞は、とにかくうれしい賞で、
賞金の他、副賞に剣淵の農産物を3年間送ってくれる。
(賞金は、1回だけよ)
授賞式前だというのに、もう、すでに
じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃ、ジュースなどなど
送られてきている。
こんなのが、3年間続くんだよ、いいでしょ。
この賞のすばらしいのは、賞が、
ここ剣淵にある絵本の館に来た人たちの
投票によることなのね。
つまり、ここに来た子どもたちに
支持された作品っていうことなの。
行くと、近所のあべ弘士もいたりする。
谷地元雄一もいるかなぁ。
大賞とった宮西達也(『おまえうまそうだな』で受賞。「ほっぺ」でも連載)なんかと
久しぶりに飲んだくれようかな。
(って、いつもだけど)
04.02.14
■♪きょうは、
ぴーちゃんたんじょうび
おめでとう!
(Lesley Gore/It's my party )
■なんと、50歳の誕生日。
すごーく、YEAH! って感じ。
なんか、うれしい。
そんで、楽しみ。
まだ朝(今、8時39分)なのに
5万8千件のおめでとうメールが届いてる。
この場を借りて、ありがとう。
チョコレートは、いいからね。
04.02.10
■3月1日発行予定の新雑誌『ほっぺ』(GAKKEN)は
今、最後の追い込みで大わらわなんだけど、
その表紙を初公開いたしやす。
絵は、おなじみ、はたこうしろう。
かわいいでしょ。
[中川ひろたか責任編集]の文字も
黒々と入りました。キャー!

今回、創刊を記念して
オリジナル図書カードがプレゼントされるらしい。
みんな発売日(3/1)をカレンダーに書いておいてね。
■9日、谷口國博が来て、レコーディング。
歌入れ。
収穫多し。
■明日11日、
NHK教育TV「てれび絵本」(7:20~30AM)で
『えんそくバス』(文・中川ひろたか 絵・村上康成)の再放送あります。
中川が、朗読、音楽もやってます。
前に、見逃しちゃった人、
ぜひぜひ、見てね。

04.02.06
■今日、読書感想文コンクールの表彰式に出席。
一応、その課題図書の作家なのでね。
『おばあちゃんすごい!』(文・中川ひろたか 絵・村上康成 童心社)の
感想文を書いて毎日新聞社賞をとった
静岡県の西原愛ちゃんにも会っておめでとうって言いたかったしね。
その式典に、皇太子殿下もお見えになった。
前もってくばられたパンフレットが面白いので、紹介。
著者の先生方へ(お願い)
受賞者は、14時40分から15時5分までの25分間、
皇太子殿下との歓談の時間になります。
皇太子殿下ご退場後に、受賞者とご歓談ください。
なお、恐れ入りますが、皇太子殿下ご臨席中は、
混雑防止のため、著者エリアで、おすごしくださいますよう
お願い申しあげます。
まぁね、著者なんていうものは、
どんなことしでかすかわかったもんじゃないしね。
そりゃ、隔離しといたほうが、賢明だわさ。
■清里の清泉寮で、
聖ヨハネ保育園主催のコンサート。
清泉寮といえば、若い頃、行ったよねぇ。
なつかしの場所だべ。
この保育園は、清泉寮と同じキープ協会に属していて、
このキープ協会というのは、教会を中心とした
小淵沢の土地に根ざしたコミューンなんだけど、
かなりそのプロジェクトは、多岐に渡っていて、
なかなか、興味深い。
創始者のポールラッシュという人が、
えらかったんだね。
ちょっと、調べてみようっと。
■夜のコンサートだったので
そのまま、清泉寮に宿泊して(朝食が、ものすごく美味い)
時間があったので、保育園にちょっと顔を出す。
乳児の部屋行って、ぼくの絵本を読んであげたり
お昼のカレーをごちそうになったり、した。
なつかしかったな。あの感じ。
04.02.02
■昨日は、野口英世記念館ホールで
とんぼさんとのセミナーライブ。
これ、午前中。
午後からは、絵本作家のひろかわさえこさんと
アリス館の後路編集長の講演。
一日なかなかの充実セミナーでありました。
打ち上げでは、ひろかわさんの詩に曲をつけて
披露したりして、盛り上がったなぁ。
ひろかわさんとは、なんと同学年でね。なんか、とっても
同学年な感じで、えらい、楽しかったなぁ。
■31日、講談社で、恒例の絵本コンサート。
場所は「あしたのジョー」の力石徹の葬儀をやったことで有名な
講談社講堂。
冬と夏、年2回ずつやって、今回が5回目。
中川は、その総合司会みたいな役。
今回のゲストは、
「ショコラちゃん」のはたこうしろうさん。
「あらしのよるに」の木村裕一さん。
「まさかさかさま」でおなじみ回文の女王・石津ちひろさんの3人。
絵本読んだり、歌うたったり、トークしたり・・・。
いろいろ盛りだくさんで、あっというまの、90分だったな。
ことに、石津さんとは、回文であそんだり
(ものすごい!その場で回文づくり)
なぞなぞ出したり、石津さんの詩に曲をつけて
披露したり、新しいこともできて、ようござんした。
石津さんとは、なんと同学年でね。なんか、とっても
同学年な感じで、えらい、楽しかったなぁ。
■その、はたこうしろうと以前作った
『くまくまさんのがいこくりょこう』(ポプラ社)が
なんとフランスで発売されることになった。
もちろんフランス語に訳されてだよ。
はたこうしろうがね、あの絵がね、
フランス人にウケた。
そいで、来年くらいには、ショコラちゃんも
フランス版が出るらしい。
なんたって「ショコラ」だもんねぇ。
フランス、バッチリよねぇ。
